着物の金線描き(講習会)

着物のシミ抜き

これはこれは大変な技術です。

基本はシルク素材でできているものが多いですが、織り方、染め方ひとつで、全く違う着物ができます。

有名な加賀友禅、京友禅などでは何百万もするものも珍しくありません。

また着物は滅多に洗わない方が多いため、汗をかいた後、放置してしまい、黄色く黄変などが進んでしまっているお着物も非常に多いです。

そしてクリーニング店ではその選別ができないと、安易に水を付け、型崩れを起こしてしまう場合もあります。

ですから非常に選別が重要なわけです。

 

そして今回の講習会では【着物の金線描き(講習会)】を行いました。

これは、シミを抜く際、シミが濃いと、着物本来の地の色も抜けてしまう場合が多いです。

そして着物の地の色に合わせた色を再度染色し直します。(色掛け・色修正)

さらに、そのシミがあった箇所に金粉や何か模様が描いてあった場合、模様も消えてしまいますから、その模様を復元する技術です。

 

①チャコペーパーで模様を写す。      ②金粉(配合は企業秘密)を描いていく。

IMG_0191     IMG_0193

 

 

 

職人でないと、同じような細い均等な線で描けないですから、非常に難しい技術です。

着物のクリーニング・修復・シミ抜きは難しく現状、高額ですから、その技術をクリーニング屋さんが習得していくことで、お客様にとってももっと割安に提供できたら、いいのかなと思います。

そういった事も含めて、幅広い知識と技術を身に付け、お客様の顧客満足度をあげていけたら良いと思います。

 

 

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北陸クリーニング工場

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