当店(北陸クリーニング工場:新潟県柏崎市)は【汗抜き加工】に力を入れてます!
・そもそも【汗抜き】ってなに?
・クリーニング店によって汗抜き料金がちがうのは?
そんな事をお伝えしていきます~
◆そもそも汗抜きって何?
【汗抜き】とは水で洗うクリーニング方法のこと。
「水で洗うの、当たり前じゃん!」なんて声が聞こえてきそうですが・・笑
より詳しく言うと、通常水で洗えない品物を水で洗うクリーニング方法のこと。
水で洗えない品物とは、ドライクリーニング品のこと。
(例えば、ウールシャツ、スーツのジャケット、スーツのズボン、礼服、セーターなどなど・・)
これらは通常、ドライクリーニングでクリーニングされます。
ドライクリーニングとは?(北陸クリーニング工場ドライクリーニングのこだわりをご紹介♪)
結論⇒ドライクリーニングで汗やお酒などの汚れって落ないんですね。
つまり、汗抜きとは
①衣類にやさしく、ダメージの少ないドライクリーニングで油系の汚れを落としてあげた後、
②通常水洗いできない品物を、
専用の洗剤・機械を使い、
衣類にダメージを少なく、(縮ませず、シワにさせず、型崩れを起こさず、)
汗などの水溶性を汚れをとってあげ、
さっぱり、スッキリさせてあげるクリーニング方法です。
【汗抜き】とは、別名、ウェットクリーニングとも呼ばれます。
◆なんで汗抜きが必要?
①汗抜きではドライクリーニングには得られないサッパリ感が得られます。
夏の汗をかいたスーツは袖通りが悪いですよね。ゴアゴアして気持ち悪い。。
ゴアゴアの原因は、汗の中に含まれる塩分。
水洗いをしてあげることで塩分を落としてくれるので、サッパリとした袖通りが蘇ります。
②黄変予防
また逆に、汗抜きをしない=汗の成分が衣類にずっと残ってる状態です。
そのまま放置していると、黄色く変色を起こします。
「襟、袖、脇など色が変わってる!」って思ったことありませんか?
汗の溜まりやすい部分が変色をしていまい、一度変色してしまうとクリーニングだけでは元に戻せません。
特殊シミ抜きで元に戻るでしょ?てのは大間違い。
字のごとく、色が変わってる訳ですから、特殊染み抜きできれいに戻ったらラッキーって思ってください。
どうしても!という場合には、染色のし直し、元の目立たないレベルまで色を直す色修正という方法もあります。
色修正をすることで、目立たなくなります!
しかし、全く同じ色にはなりませんし、費用も結構かかります。
なので、日頃から、(品物にもよりますが)汗抜きをお願いするなど、定期的なメンテナンスで黄変を予防してあげる事が大切です!
実際汗抜きをせず、変色してしまったケースがこちら↓
◆汗抜きしてないと・・
ポリエステルのセットアップのシミ抜き (ドライクリーニングしかしていないとこーなる!)
◆汗抜きするのはどこでもいい?(北陸クリーニング工場 VS 他店 )
間違いなく、定期的な汗抜きはやっておいた方がいいですね!特に夏場のズボン!
では汗抜きをお願いする際、どんなクリーニング店が良いのでしょう?
汗抜きの料金ってクリーニング店によって様々です。
安いにこした事はないですが、高ければいいってもんでもありません。
~費用の違いをご説明~
簡単にお伝えすると
手頃な金額で、そこそこ汚れが落ちればいいですか?
完全水洗いでさっぱりした方がいいですか?
といった感じです。
①汗抜きの料金設定が比較的安価なクリーニング店
ドライクリーニング中に、水溶性の汚れをとる洗剤を一緒に入れる方法。
クリーニング店にとっては安価で、手間がかからない。
水溶性の汚れ落ちもそこそこ良い。
ただ、完全に水で洗っているわけではないので、汗の成分の残留があります。
よって水で洗った場合とくらべ、サッパリ感は少なめ、また黄変予防には向きません。
ただ、料金が比較的安いため、そこそこ汚れが落ちればいいという方には向いてます。
②汗抜きの料金設定が比較的①に比べ高めなクリーニング店
・完全水洗いのため汗やお酒など汚れ落ちが良い
水と油は交わらない性質を持ちます。
つまり汚れが油でコーティングされている状態。
よって本来は
【ドライクリーニングで油汚れをきれいにする⇒汗抜き(水洗い)で水溶性の汚れをきれいにする】
という流れが重要なんです!
この順番の方が汚れ落ちが格段に良いという事。
ただ、一点一点、水を使い押し洗いするため、非常に手間がかかります。
完全に水で洗うためシワになりますから、仕上げにかなり手間がかかます。
よって復元するのにも相応な技術が必要となります。
よって安価な料金設定では提供できないのがしいて言うとデメリットです。
また、汗の成分が残っていることが黄変を引き起こします。
よって黄変予防を目的とする方は、完全水洗いによる【汗抜き】がオススメ!
それぞれメリット・デメリットがあるので、理解した上で、汗抜きをお願いしましょう!
ちなみに、当店(北陸クリーニング工場:新潟県柏崎市)では後者の完全水洗いによる汗抜きを推奨しております。
当店での実際の流れをご紹介♪
◆汗抜き工程実際の流れ
①洗剤を溶かした水に漬け込み
②やさしく濯いでシワにならないようしぼります。
するとこんな感じにシワに。やさしく洗ってもこーなります(-_-;)
③洗った後の水を出してみると・・
汗がこんなにたっぷり出てきましたΣ(゚д゚lll)
④人体型のプレス機にセットし、蒸気をあて、成形。
袖口も型枠をはめ、ぴしっと整えます。
実はこの工程が結構手間。縮んでる部分を全部手で伸ばしながら、蒸気と熱風である程度まで乾燥させます。
一部ひっぱりすぎると、ある部分がシワになてしまったり・・と技術が必要です。
④ある程度きれいに戻りました。
⑤このあと、小じわを手仕上げで伸ばしていきやっと完成です!
ではどんな頻度で汗抜きをしたらよいのでしょうか?
◆オススメの汗抜き方法
スーツのズボンは3回履いたら、もしくは汗をかいたなと思ったら、汗抜きがオススメ!
スーツの上着は汗を書いても、下着やシャツが汗を吸ってくれますが、ズボンは直接肌と触れるため、意外とズボンの方が汗を吸ってるんですね。
◆表にまとめてみました
どーいう時に? | 定期的な頻度 | |
スーツ上着 |
かなり汚れた時に カビが生えたとき 汗をかいたら |
衣替えのタイミング |
スーツズボン |
汗をかいたら (夏場は頻繁に) |
3回履いたら、汗をかいたら |
シルク製品 |
汚れたら 汗をかいたら |
基本的にはオススメしない ※シルクは基本水洗いNGのため、小じわができやすい点に注意 |
ウールセーター |
汚れたら 汗をかいたら |
衣替えのタイミング ※多少縮む可能性がある点に注意 |
シルクネクタイ |
汚れたら |
基本はしない事をオススメ ただ放置していると変色してしまうのため汚れてしまったタイミングで水洗いするのが効果的 ※小じわができるので用注意! |
使われている繊維の混合率、色柄物など、条件によってオススメする場合、オススメしない場合がございますので、受付までご相談ください。
汗抜きをうまく活用し、黄変を予防しましょう♪
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