シミ抜きできませんでした(T▽T)

先日、ズボンのシミ抜きを依頼されました。

きれいな緑濃い綿ズボン。

シミはファンデーションだろうとのことで受付。

IMG_1240

 

そして、シミ抜きしてみたのですが、

 

 

落ない!!!

 

全く落ない!!

 

よく見てみると、これ、色が抜けてるじゃないか!!!

 

ファンデーションであれば、油性のシミのため、溶剤で、だんだん溶けていくんですが・・

 

そこで必殺アイテム投入!

 

繊維を拡大して見れるルーペで見てみます。

 

すると、

 

IMG_1243

普通は、シミだと繊維の上に、カスや汚れがみえるんですが、

全く見えません。

むしろ、きれいに白く脱色してます!

 

裏から見てみると、裏まで脱色してしまっています。

IMG_1244

 

こんな状態になってると、もう【シミ抜き】はできません。

 

 

逆に、抜けた色を補正(色掛け・色修正)する技術は別にあるんですが、

素材が綿だと、またすぐに抜けてしまいます。

しかも、色修正は費用が格段に高くなります。

 

こんな状態ではオススメはしないですね。

ではなぜこんな状態になってしまったのか。

可能性が高いのは、漂白剤です。

あくまで可能性ですが。

 

実は時々、ある例です。

洗濯・掃除などの家事、やアルバイトやパートなど、漂白剤が飛んでしまうと、一発でこーなります。

また飛んでしまっても、すぐには気づきません。

シミが付いたのか~なんて思ってるうちに、色が抜けちゃってるんですね。

 

 

お気に入りの服がこうなってしまう前に、お気をつけください(`・∀・´)

 

 

 

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