Yシャツはサラリーマンにとっての戦闘服。
朝、ワイシャツに袖を通す時、「よし!今日もやってやるか!!」 と、なるかどうかはそのワイシャツの仕上げで決まります!!
と言っても過言ではないでしょう。
なんにせよ、真っ白でぱりっとしたワイシャツは気持ちが良いですよね~
今回はそんな当店のワイシャツへのこだわりを紹介致します。
洗い編~
ワイシャツのこだわり①
前処理
ワイシャツはまずどんな汚れがついているのかを把握するところから始まります。
大抵の場合、エリや袖口の皮脂汚れ。
洗う前処理として、油汚れを落としやすくする薬剤を散布してから洗います。
ワイシャツのこだわり②
洗浄温度
クリーニング業界では常識の話ではありますが、
当店はお湯で洗っています。
温度によって汚れの分解能力が違うんです。
こんな実験をしてみました。
【コインランドリーで洗ったワイシャツ】
Befor After
【当店で洗ったワイシャツ】
Befor After
ワイシャツのクリーニング方法もお店によって様々。
5分しか洗わないところもあれば、15分洗うところもあり、色々です。
当店では50度~60度、10分ー15分を目安に、全体の汚れ具合を見て決めて洗っています。
また洗浄温度が高ければいいかというとそうでもなく、色物のワイシャツの色が出てしまったり、縮みが発生してしまったりと、そういったリスクも存在します。
リスクを考慮し最適なクリーニング方法を選択しています。
ワイシャツのこだわり③
洗剤類の調合
基本的には汚れの種類や衣類に応じて洗剤を使用しています。
ですから、ワイシャツのクリーニングの場合、皮脂汚れが強いため、皮脂汚れ向きの洗剤を中心に、漂白剤や効きが良い洗剤などを調合し、投入しています。
その中でも強い味方のひとつ。
それは・・・
重曹!
なんといってもまず安全!食用としても安全が保証されているものなので、肌にもやさしいんです。
効果としては、皮脂や油の分解能力に優れ、酸性の臭いの元を中和する効果があります。
つまり、人間の皮脂を分解してくれ、また皮脂汚れ自体が酸性のものですので、臭いを取り除く働きをしてくれます。
ワイシャツのこだわり④
のり
これをなくしてワイシャツは仕上げられません!
☆のり付けの目的☆
ぱりっとさせ出来る男を演出してくれる演出効果
汚れや傷から衣類を守るディフェンス的役割 (付着した汚れを落としやすくする効果がある)
☆天然のりの使用☆
ご存知ない方も多いと思いますが、のりには天然のりと化学のりの2種類あります。
・化学のり・・・ぱりっとというかバリッという仕上がり。非常に硬い。(固いのが好きな方は良いかも)
化学的に作られたものなのでアレルギーが出やすい。
しかし安価。ワイシャツ料金が安い店舗では化学のりを使用しているところも多い。
・天然のり・・・ぱりっとしながらも、しなやかな仕上がり
じゃがいもやとうもろこしから作られた成分が主成分なので、体にとてもやさしいです。
例えば他店でアレルギーがでたたけど、当店ではアレルギーが出なかったという方も多くいらっしゃいます。
(ただ一部の方でどうしてもアレルギーでだめだった方もいらっしゃる事も事実です。)
下記は実際に使っている天然のりと化学のりを比較してみた動画です。
天然のり(自然な色・自然なとろみ)
化学のり(真っ白・ボンドみたいな匂いがします。)
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